オンライン家庭教師生徒募集中!詳しくはこちらから!

学びを続けるためのヒント|初心忘るべからず

初心忘るべからず|やる気を保つための考え方

「初心忘るべからず」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?このことわざは、何かを始めたときの新鮮な気持ちややる気を忘れずに持ち続けることが大事だ、という意味です。勉強や部活、目標に向かうときにも役立つ考え方なので、この記事で詳しく解説していきます。

初心忘るべからずの意味と由来

「初心忘るべからず」は、室町時代の有名な能楽師・世阿弥(ぜあみ)という人の言葉が元になっています。世阿弥は、『風姿花伝(ふうしかでん)』という本の中で、「何かを始めたときの初心者の気持ちを大切にすることで、自分の力をもっと伸ばせる」と教えています。この「初心」とは、何かを始めるときに持つワクワクした気持ちや、何かを成し遂げたいと思う素直な気持ちのことです。勉強においても、この気持ちを忘れずに続けることで、成長し続けることができます。

勉強における初心を忘れない大切さ

勉強を長く続けていると、どうしても「なんで勉強しなきゃいけないんだろう?」と思ってしまうことがありますよね。そのようなときに、「初心を忘れない」ことを意識することが役立ちます。勉強を始めた理由や目標を思い出すことで、今の努力がどれだけ意味があるかを感じられるはずです。

勉強を始めた理由を思い出す

まず、「どうして勉強を始めたのか」を思い出してみましょう。たとえば、将来の夢に向かって勉強をしている人もいるでしょうし、テストで良い点を取りたいと思っている人もいるかもしれません。こうした理由を再確認すると、勉強がただの「作業」ではなく、「目標に向かうためのステップ」だと分かり、やる気が戻ってくることがあります。

目標を具体的にする

「初心を忘れない」ということは、自分の目標を忘れずにいることでもあります。たとえば、「次のテストで80点を目指す」や「苦手な英語を克服する」といった目標を作ると、勉強に対してのやる気が湧きやすくなります。こうした目標を設定しておくと、日々の勉強がもっと充実したものに感じられます。

成長を振り返る

また、自分の成長を振り返ることも大事です。勉強の結果やテストの成績を見返して、「できるようになったこと」を確認すると、自分が成長していることを感じられます。これも、初心を忘れずに取り組むための良い方法です。少しでも上達していることが分かると、自信がついて勉強のやる気もさらにアップします。

初心を忘れないための具体的な方法

「初心を忘れない」ための方法をいくつか紹介します。これらの方法を取り入れると、やる気を保ちながら勉強を続けることができます。

1.目標を書き出す

自分の目標や勉強を始めた理由を書き出してみましょう。その紙を机の近くに貼ると、勉強しているときにも目標を思い出しやすくなります。特にやる気が下がってきたときに目にすると、「初心を忘れない」気持ちを取り戻せます。

2.成功体験を振り返る

テストで良い点を取れたときや、難しい問題が解けたときの記録を残しておくと良いでしょう。そうした記録を見ることで、「自分は頑張った成果が出せるんだ」と自信がつきます。自分の努力の結果を見ると、もっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

3.小さな目標を設定する

大きな目標だけでなく、毎日達成できる小さな目標も立てましょう。たとえば、「今日は英単語を5つ覚える」や「数学の問題を3問解く」などです。こうした小さな目標をクリアすることで、「やればできる」という達成感が得られ、勉強に対してポジティブな気持ちを保てます。

関連記事「勉強の見える化|スケジュールメモの活用法」

勉強の見える化|スケジュールメモの活用法
勉強計画を立てる!スケジュールメモの活用法 みなさんは、勉強を始めるとき、何も考えずにいきなり勉強を...

まとめ

「初心忘るべからず」という言葉は、勉強を続ける中で大切な考え方です。勉強を始めた頃の気持ちや目標を思い出すことで、学び続ける意欲を保つことができます。また、自分の成長を感じながら、少しずつ目標に近づいていることを確認すると、勉強に対する前向きな気持ちがさらに高まります。中学生の皆さんも、この「初心を忘れない」考え方を取り入れて、日々の勉強を頑張っていきましょう。

よりくわブログ記事一覧|効率的な勉強法・ノート術
よりくわブログ記事一覧 タイトル付けノート術 ノートにタイトルをつけることで、後から復習しやすくなり...
タイトルとURLをコピーしました