テストを解いているときに「あっ!ここ間違えた!」って気づいたことはありませんか?ケアレスミスは誰にでもあるものですが、しっかり対策をすれば減らすことができます。今回は、自分の答えをもう一度よく確認する方法と、ミスを防ぐための具体的な方法を紹介します。
自分がどんなミスをしやすいか知ろう
ミスをなくすためには、まず自分がどんなミスをしやすいのかを知ることが大切です。今までのテストやノートを見直して、よくあるミスを確認してみましょう。
- 計算間違い(特にプラスマイナスの符号や掛け算・割り算)
- 問題文の読み間違い(問題が求めていることを勘違い)
- 答えを写し間違える(計算用紙から解答用紙に写すとき)
- 単位(cm、kgなど)を書き忘れる
- 解答欄に書き忘れる
普段の勉強からミスをなくす習慣をつけよう
ミスを減らすには、毎日の勉強から気をつけることが大切です。次のような習慣を身につけましょう。
1. 問題を解く手順を決めよう
- 問題文をゆっくり最後まで読む
- 何を求めればいいのかはっきりさせる
- 必要な情報をメモする
- 計算は順番に、きれいに書く
- 単位を忘れずに書く
2. 時間を意識して勉強しよう
焦るとミスが増えます。余裕を持って問題に取り組めるよう、次のことを心がけましょう。
- 時計を見ながら問題を解く練習をする
- 教科ごとにかかる時間を知っておく
- 見直しの時間は必ず残す
テストでの見直し方
1. 最初の確認:基本的なチェック
- 答えを書き忘れた問題はないか
- 名前や出席番号は書いたか
- とばした問題はないか
- 計算は合っているか
2. 二回目の確認:細かいチェック
- 答えは正しそうか
- 単位は書いたか
- 問題が求めていることはすべて書いたか
- グラフや図は正しく書けているか
3. 最後の確認:違う目線で見直す
最後に、問題を解いたときとは違う目線で答えを見直してみましょう。
- 答えは問題に合っているか
- 答えの数が大きすぎたり小さすぎたりしないか
- 似たような問題と比べて答えは正しそうか
教科別のチェックポイント
数学のとき
- 計算の途中でプラスマイナスは間違っていないか
- 因数分解や式の展開は正しいか
- グラフの目盛りは正しいか
英語のとき
- スペルは合っているか
- 文法は正しいか
- 書く量は足りているか
理科のとき
- 実験の結果の単位は正しいか
- 化学反応式は正しく書けているか
- グラフの軸と単位は正しいか
間違いを見つけたときの直し方
見直しで間違いを見つけたら、次のように直しましょう。
- 消すときは二重線でしっかり消す
- 正しい答えをはっきりと書き直す
- 直したことで他の答えに影響はないか確認する
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まとめ
見直しは時間の無駄ではありません。自分の答えをもう一度確認することで、確実に点数を取ることができます。特に次の3つのことを覚えておきましょう。
- 自分がどんなミスをしやすいか知っておく
- 普段の勉強から見直しの習慣をつける
- テストでは必ず見直しの時間を残す
これらのことを実践すれば、ケアレスミスを減らし、本当の実力を発揮することができます。あわてず、落ち着いて、しっかり確認すること。それがテストで良い点を取るコツです。
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