はじめに
春休みは、新学年に向けてしっかりと準備ができる大切な時期です。でも、「春休みって何から始めればいいかわからない」「勉強しなきゃと思っても、やる気が出ない」「せっかくノートを取っても、あとで見返していない」…そんな悩みを感じている中学生も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、「タイトル付けノート術」と「復習サイクル」を組み合わせた学習法です。この方法を使うと、ノートが見やすくなって復習がしやすくなり、効率よく学力をアップできます。この記事では、今日からすぐにできるノート整理と、効果的な復習のタイミングについて、たくさんの具体例とともに紹介していきます。
タイトル付けノート術ってなに?
タイトル付けノート術とは、ノートの1ページごとに「見出し(=タイトル)」をつける方法です。たとえば、こんなタイトルをつけてみましょう。
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「比例と反比例のグラフの特徴」
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「連立方程式の解き方」
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「三角形の合同の条件」
ノートをただ書くだけで終わらせるのではなく、「このページには何が書いてあるのか」をひと目で分かるようにすることで、後から見返すときに迷わず復習できます。特に、学年が進むにつれて学ぶ内容が増えてくるので、ノートがぐちゃぐちゃだと復習する気もなくなってしまいます。そんなときこそ、このタイトル付けの工夫がとても効果的です。
タイトル付けノートのメリット
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ノートの中身がすぐに探せるようになる
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自分だけの「学習辞典」が作れる
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タイトルを見ただけで、どの単元かわかりやすくなる
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復習時にチェックリストとしても使える
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忘れやすいポイントを整理しやすくなる
タイトルをつけるときのコツ
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タイトルはなるべく短く、わかりやすい言葉にする
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1ページに1つのテーマにまとめる
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授業中に書ききれなかったら、帰宅後に追記してOK
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ペンの色を変えたり、下線や囲みで目立たせても効果的
春休みの勉強計画を立ててみよう
春休みは学校の授業がない分、自由に使える時間がたくさんあります。でも、予定を立てずに過ごすと、「気づいたら春休みが終わっていた…」ということも。だからこそ、あらかじめ計画を立てて、やることを明確にしておくことが大事です。
勉強スケジュールの立て方
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春休みが何日あるかを確認する
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部活や習い事、出かける予定などをカレンダーに書き出す
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勉強に使えそうな日と時間帯をピックアップする
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復習したい教科や単元を書き出して、どの日に何をやるか決める
たとえば、こんなスケジュールを組んでみましょう。
日付 | 教科 | 内容(ノートのタイトル) |
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3月25日 | 英語 | be動詞と一般動詞の使い分け |
3月26日 | 数学 | 連立方程式の文章問題 |
3月27日 | 理科 | 水溶液と中和のしくみ |
ノートのタイトルとスケジュールをリンクさせておくことで、復習するときに「何をするか」がすぐにわかるようになります。
ノートをチェックリストとして使ってみよう
ノートにタイトルをつけたら、復習のときにそのタイトルを使って「どれくらい理解できているか」を確認してみましょう。これだけで、どこを重点的に復習すればいいのかがはっきりします。
チェックのやり方
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ノートを開き、タイトルだけを見て内容が思い出せるか試す
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思い出せなかったページには印をつけておく
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印がついたページを中心に、もう一度しっかり復習する
チェックマークの例
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◎:内容を完璧に説明できる
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○:だいたい覚えている
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△:ちょっとあいまい
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×:ほとんど覚えていない
このように整理しておけば、テスト前にも効率よく復習ができます。
復習のタイミングを工夫しよう(忘却曲線)
人は、一度覚えたことでも時間がたつと忘れてしまいます。これを「忘却曲線」といいます。でも、正しいタイミングで何度か復習を繰り返すことで、記憶が長く定着することが分かっています。
効果的な復習タイミング
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勉強した翌日
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3日後
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1週間後
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1か月後
このように、少しずつ間隔を空けながら復習するのが効果的です。たとえば、英単語を50個覚えたら、翌日に1回、さらに数日後にもう1回復習すると、記憶がしっかり残ります。
復習サイクルの例
日付 | 内容(ノートのタイトル) | 復習日 |
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3月25日 | 英単語:基本の50語 | 3/26、3/29、4/1 |
このように表にしておくと、復習スケジュールを管理しやすくなります。手帳やスマホにメモするのもおすすめです。
勉強を習慣にするためのコツ
春休みは自由時間が多いからこそ、少しずつでもいいので勉強を「習慣化」しておくと、新学年が始まったときのスタートがスムーズになります。
習慣化のためのポイント
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毎日同じ時間帯に勉強する(例:夕食のあと30分)
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1日1ページ、1トピックからスタートしてみる
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勉強した日はカレンダーに○をつけて記録する
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続いた日数に応じて、自分にごほうびをあげる(漫画1話読むなど)
「完璧にやろう」と思うと続かないことも多いので、「今日はこれだけでOK」と決めて始めるのがポイントです。続けることのほうが、よっぽど大切です。
まとめ
春休みは、勉強にとってとても大切な準備期間です。ノートを見直したり、苦手を克服したりするには、今がチャンス。タイトル付けノート術を使えば、ノートの見返しがグッと楽になり、どこを復習すればいいかも明確になります。そして、忘却曲線を意識した復習サイクルを取り入れれば、覚えたことを長くキープできます。
1日10分でもOKです。大事なのは、今日から始めること。春休みを「未来の自分が感謝する時間」に変えていきましょう。
今日からできることまとめ
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ノートにシンプルなタイトルをつけて内容を整理する
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タイトルを使って、自分の理解度をチェックする
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スケジュールとノートをリンクさせて復習しやすくする
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忘れやすい内容は、タイミングを決めて何度も見直す
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勉強を少しずつ続けて、習慣として身につける
この春休み、ちょっとした工夫で勉強のやり方が変わります。自分のペースで、少しずつ前に進んでいきましょう!
