シンプルにまとめる!中学生でもできるメモの取り方と覚え方のコツ
「授業を聞いているときに、先生の話がどんどん進んでしまって、何を書けばいいかわからなくなる…」
「ノートを見返しても、なんだかよく分からない…」
そんな経験はありませんか?
実は、メモの取り方を少し工夫するだけで、授業の理解度やテストの成績がグンと上がることがあります。
今回は、授業中に使える「ポイントをおさえたメモの取り方」と、いつでも復習に使える「暗記用のメモ帳の使い方」を紹介します。今日からすぐにできる内容ばかりなので、ぜひ試してみてください!
どうしてメモを取るの?
人の頭は、一度にたくさんのことを覚えておくのが苦手です。
だから、授業で聞いたことをそのまま覚えておこうとしても、時間がたつと忘れてしまいます。
でも、大事なことをメモしておけば、あとから思い出す手助けになります。
ノートやメモは「自分のための記録」なのです。
すべて書く必要はない!大事なところだけまとめよう
ノートに全部書こうとすると、授業についていけなくなってしまうこともあります。
そこで大事なのが、「どこがポイントか」を見つけて、そこだけをまとめて書くことです。
メモのコツはこれ!
- 先生がくり返して言ったことをメモする
- 黒板に書かれた言葉はそのまま書いておく
- キーワード(大事な単語)を中心に書く
- できるだけ短い言葉で書く(例:「原因→○○」「結果→○○」など)
たとえば理科で「水の変化」について学んだら、こう書いてみましょう。
水→氷(冷やす)/水→水蒸気(熱する)
水のまわりの温度がポイント!
このように、自分なりに「かんたんに」「見返しやすく」まとめておくと、あとでテスト前にパッと復習できます。
メモは見返してこそ意味がある!
「メモを取ったけど、一度も見返してない…」という人はいませんか?
それでは、せっかくの努力がもったいない!
メモは何度も見返すことで、頭にしっかり残ります。
こんなタイミングで見返すのがおすすめ!
- 家に帰ったあと、その日のうちにもう一度読む
- テスト前にまとめてチェックする
- 覚えたかどうかをクイズ形式で確認する
見返すたびに「ここ分かってなかったな」「もっとまとめようかな」という気づきも出てきます。
そうやってメモを直したり、書き足したりしていくと、自分だけの最強ノートができあがります!
いつでも使える「暗記メモ帳」を作ろう!
「家じゃ集中できないけど、休み時間やバスの中ではちょっと勉強したい」
そんな人におすすめなのが、**ポケットに入るサイズの“暗記メモ帳”**です!
暗記メモ帳の作り方と使い方
- サイズはA6やB7くらい(小さすぎると書きにくい)
- 英単語、社会の用語、数学の公式などなんでもOK!
- 1ページに1つだけ、覚えたいことを書く
- ページの上にタイトルをつけて、あとで探しやすくする
- 寝る前や朝にパラパラ見返すだけでも効果あり!
たとえば…
ページタイトル:「日本の地形」
内容:日本=山が多い/火山が多い/川は短くて急
こんなふうに、短く、わかりやすくまとめて書くと、暗記にもピッタリです!
キレイじゃなくてもOK!自由に書いていいんです
「字がきたなくなっちゃう…」「ページがごちゃごちゃ…」
そんなふうに気にする必要はありません!
暗記メモ帳は、自分が覚えるための道具です。
だから…
- 覚えたページは思い切って破ってもOK!
- カラーペンやマーカーで目立たせてもOK!
- 順番がバラバラでも、教科がごちゃまぜでも大丈夫!
自由に、気軽に使うことが大切なんです。
メモ+暗記メモ帳=最強の勉強スタイル!
この2つのメモ術は、いっしょに使うとさらに効果がアップします。
- 授業中に大事なことをメモに書く
- 家でそれを読みやすくまとめ直す
- まとめた内容を暗記メモ帳に写す
- スキマ時間にパラパラ見返す!
このサイクルを作っておけば、復習の時間が短くてもしっかり覚えられるようになりますよ!
よくある悩みとアドバイス
Q:どこをメモすればいいのか分からない…
→まずは黒板に書いてあること、先生が「ここ出るかも!」って言ったところからメモしてみましょう。
Q:暗記メモ帳がぐちゃぐちゃになっちゃう…
→大丈夫!きれいじゃなくてOK。覚えたらページを捨ててもいいんです!
Q:毎日続けるのがむずかしい…
→全部やらなくても、「1日1ページだけ見返す」だけで効果があります!
まとめ:メモで勉強をもっとカンタンに!
メモを取ることは、むずかしいテクニックじゃありません。
ポイントは、「大事なところだけを、かんたんにまとめること」。
そして、そのメモを使って、何度も思い出すことが、成績アップへの近道です。
まずは今日の授業から、キーワードだけをメモに残すところから始めてみてください。
そのあとに暗記メモ帳を作って、毎日ちょっとずつ見返せば、あなたの勉強はきっと変わります!
