テスト前は覚えることが増えて、どこから手をつけるか迷いがちです。文字だけで覚えると忘れやすいので、頭の中で「絵」や「短い場面」に変えて覚えるのがコツです。この記事では、イメージ連想法のやり方を、英語・社会・数学・理科の例でわかりやすく説明します。完璧にやるより、毎日少しずつ続けられるやり方を作りましょう。
イメージ連想法の基本|なぜ「絵」にすると覚えやすいの?
- 目で思い出せる「絵」や「場面」は長く残る
- 文字→絵→少し動くムービーにすると取り出しやすい
- 自分の生活場所(机・通学路・教室)と結びつける
文字だけの暗記は、テスト中に思い出しにくいことが多いです。そこで、覚えたいことを短い「場面」に変えて、自分の知っている場所とつなげます。少しおどろく絵(大きさや色を誇張)、ちょっとした動き、置く場所(机の引き出し、駅の改札、黒板の前)を足すと、思い出す力がぐっと上がります。
例:英単語 yield=ゆずる。交差点の「ゆずれ」標識が、道を歩く人に帽子を取って「どうぞ」と道をゆずる場面。イメージと意味がつながります。
1分でできる手順|「切る→置きかえる→場所→15秒」
- 小さく切る(単語1つ、年号1つ、用語1つ)
- 名詞=物に、動詞=動きに、形容詞=色・表情に置きかえる
- いつもの場所に置いて、15秒のミニムービーにする
やり方はかんたんです。
- 覚える量を小さくする。
- ことばの種類で置きかえる。名詞は「もの」、動詞は「動き」、形容詞は「色や表情」。
- 自分の生活の中の場所(机・通学路・教室)に置く。
- はじめ→動き→オチ(意味・年号・公式)まで、15秒で「頭の中ムービー」を作る。
例:享保の改革 1716→「いーないろ(1716)」の語呂をBGMに、駅の改札で「改革」の札をかけ替える場面。年号+出来事+場所で3点固定。
英語・国語(古文単語)|意味は「まとめて」、つづりは「形」で覚える
- 同じ仲間(同じ意味・反対語・家族のことば)を同じ場所に
- つづりは最初と終わりの形に目印をつける
- 前日は「場所を歩く」順で一気に確認する
英語は、同じ意味のことばや反対語、家族のことばを一つの場所にまとめると覚えやすいです。approve→approval→approve of を駅ホームに集め、掲示板に承認スタンプが次々押される場面にします。
つづりは形の目印を作りましょう。receiveなら、最初のreは「リボン」、最後の-iveは「バンド」など。国語の語句も情景を作ると強くなります。「しみじみ」→ろうそくの光で手紙を読む静かな場面。テスト前日は、通学路や机の引き出しを「歩く」順で思い出します。
社会(歴史・地理)|「語呂+人+場所」でしっかり固定
- 年号は語呂うた+人物+場所の三点セット
- 原因と結果は「矢印の動き」で表す
- 似たものは色を変えて同じ場所に重ねる
歴史の年号は、語呂で数字の土台を作り、人と場所で意味を固めます。大化の改新 645→お寺の回廊で、中大兄皇子が札をカチャッと取り替える。制度が変わる「動き」で覚えます。改革・戦争・条約のように似たグループは、同じ場所に色違い(緑=改革、赤=戦、青=条約)で重ねると、直前の検索が速くなります。
数学・理科|むずかしい考えは「極端な図」と「一本の矢印」
- 数学の公式や定理は、図を極端にして合体の動きをつける
- 理科(化学)は「粒のキャラ化」と、電子の動きを一本の矢印で
- 公式は「どうしてそうなるか」の一枚絵+かんたん語呂
数学(三平方の定理)は、小さい正方形a²とb²が走ってきて、大きい正方形c²にパタンと合体。形の動きで「なるほど」を作ります。化学は、電子e−を黄色いボールにして、酸化剤がボールを「うばう」、還元剤が「わたす」動作で、左→右へ一本の矢印が流れるように。等差数列の和は、はしと端をくっつけると長方形になる一枚絵+「(はじめ+おわり)×個数÷2」の語呂で二重に固定します。
ノートとカード|さっと見返してサッと思い出す
- ノートの左ページ=絵コンテ。右ページ=要点3行+小テスト欄
- カードは表に合図(場所・色・人)、裏にミニ絵と意味
- 見直しは「1日後→1週間後→1か月後」の3回でOK
ノートは、左にかんたんな絵コンテ(棒人間でOK)、右に要点3行(定義・例・合図)とミニテスト欄を作ります。学習直後・翌日・1週間後・1か月後にチェック。
カードは表に合図(場所名・色・人物)、裏にミニ絵と大事な言葉を1つ。思い出すときは「場所→動き→ことば」の順がいちばん速いです。
よくあるつまずきと対策|テンプレを使ってスラスラ進む
- 思いつかない→人・物・場所・色・音・動きの6つから3つ選ぶ
- 量が多い→教科ごとに「記憶の地図」を作って分ける
- 続かない→1題1分で「ムービー化→10秒口頭再生→カード化」
イメージが出ないときは、6つの要素から3つを選ぶだけで始められます。量が多いなら、英語=通学路、社会=家の各部屋、理科=理科室、数学=机の引き出し…という「地図」を決めて分けましょう。続けるコツは、1題1分で小さく仕上げること。成功体験が重なると、すぐ覚えられるようになります。
まとめ
- 文字だけの暗記を、「絵」や「短い場面」に変えて覚える
- いつもの場所とむすびつけ、思い出す道すじを作る
- ノートは絵コンテ+要点3行。カードは表合図/裏ミニ絵で運用
今日は3つだけ、15秒ムービーを作ってみましょう。通学路や机の引き出しに置いたつもりで想像し、夜に10秒で口頭再生。明日の自分が、スッと取り出せるはずです。

