テストの後が大事!まちがい直しと時間の使い方のコツ
テストが返ってくると、「やったー!」と喜んだり、「うわ…」と落ち込んだりしますよね。でも、ほんとうに大事なのはテストの後に何をするかです。
この記事では、テストの復習のしかたや、まちがいを減らす工夫、テスト中の時間の使い方などをわかりやすく紹介します。
「明日からすぐやってみよう!」と思える内容なので、ぜひ最後まで読んでください!
まちがいを宝に変える!かんたん復習ステップ
テストが返ってきたら、まずはまちがえた問題を見直すことが大切です。
ただ「まちがえたなー」で終わらせるのはもったいない!このやり方で、復習をパワーアップさせましょう。
ステップ1:まちがえた問題にしるしをつける
解答用紙を見ながら、自分がまちがえた問題に「×」や「★」などのマークをつけます。
ステップ2:「なぜまちがえたのか」を考える
・知識が足りなかった?
・あわてて計算ミス?
・問題を読みちがえた?
こんなふうに、自分のまちがい方を言葉にしてみましょう。
ステップ3:似た問題をもう一度解く
同じような問題をワークやドリルで見つけて、2〜3問だけでいいので、もう一回解いてみましょう。
ステップ4:「次はこうしよう!」メモを残す
「時間を気にしながら解くようにする」
「ちゃんと問題文を最後まで読む」など、次に気をつけたいことをメモしておくといいですよ。
時間の使い方で点数アップ!テスト中の作戦を考えよう
テストの時間が足りなくて、最後の問題がとけなかった…なんてこと、ありませんか?
そんなときは、**テスト中の時間の使い方(時間配分)**を見直すチャンスです!
チェックポイント
- 最後まで全部の問題に目を通せた?
- どこに時間をかけすぎた?
- あせってまちがえなかった?
次からの作戦
- テストが始まったら、パッと全体を見て、かんたそうな問題を見つけておく
- 1問に時間をかけすぎない(目安の時間を決めておくと◎)
- 難しい問題は、あと回しにして、できる問題を優先する
- 最後の10分は「見直しタイム」にする!
ふだんのワークや練習でも、この「時間を意識して解く」ことをしておくと、テスト本番もあわてずにすみます。
マークシート式のテストは「ていねいさ」がカギ!
中学ではあまり多くないかもしれませんが、高校受験や模試ではマークシート式のテストも増えてきます。
マークシート式では、「きちんとマークできているか」がとても大事なんです!
よくあるミスとその対策
- マークの場所がずれる
→ 飛ばした問題は、マークシートでもちゃんと飛ばす!メモや印をつけて確認しよう。
- マークがうすい・はっきりしていない
→ HBかBのえんぴつを使って、まん中までしっかり塗りつぶす!けすときもキレイにけそう。
- 選ぶ数をまちがえる
→ 「2つ選べ」なのに1つだけマーク…なんてことも。問題文はちゃんと読もう!
- ダブルマーク
→ あわてて2つマークすると、どちらも×に。ゆっくりていねいに1つだけマークしよう。
練習が大事!
家で過去問を解くときや模試のときに、マークのしかたを練習しておくと安心です。「マークの正確さ」も実力のうちですよ!
自分だけの「まちがいパターンノート」を作ろう
ここで、ちょっとユニークな工夫を紹介します。
それは「まちがいのパターンを自分の言葉でメモしておく」こと。
たとえば、こんなふうに書いてみましょう。
- 「計算ミスばっかりしてる。暗算をやめて、ちゃんと途中式を書くようにする」
- 「問題文をちゃんと読んでなかった。下線を引きながら読むようにする」
- 「むずかしい問題に時間をかけすぎて、最後が解けなかった。次は簡単な問題からやる!」
こんなふうに、「まちがえた理由」と「次はどうするか」を書いておくと、テストの前に見返して同じミスを防げます。
ノートに書いてもいいし、スマホのメモアプリを使ってもOK!自分に合った方法でやってみよう。
よくある悩みとアドバイス
- 復習してもなかなか点が上がらない…
→ 点数だけじゃなくて、「気づき」があればOK!少しずつ力はついています。
- 復習の時間がない…
→ 1日10分でOK。1問だけでもいいから、まちがい直しをしてみよう。
- 同じミスをくり返してしまう…
→ 原因と対策をメモするのがポイント。思ったことを言葉にすると、気づきやすくなります!
まとめ
テストの後は、点数を見るだけじゃなくて、「次にどう活かすか」を考えるチャンスです。
まずは、まちがえた問題にしるしをつけて、少しずつでいいので見直しを始めてみましょう。
まちがいをこわがらず、「次はできるようにするぞ!」という気持ちで向き合うことが、成長につながります。
できることからでOK。あなたのペースで、少しずつ前に進んでいきましょう。応援しています!
