オンライン家庭教師生徒募集中!詳しくはこちらから!

分数や小数の加法・減法

今回の問題は「分数や小数の加法・減法」です。
 
\(~\)数研出版 これからの数学1 p.33 問3
\(~\)東京書籍 新しい数学1 p.30 問4 / p.34 問3
\(~\)啓林館 未来へひろがる数学1 p.25 問4 / p.27 問6

問題

次の計算をせよ。


\({\small (1)}~~(-1.3)+(-1.7)\)
\({\small (2)}~~(+0.2)-(-2.2)\)
\({\small (3)}~~(-3.5)-(-1.5)\)


\({\small (4)}\)\(\begin{split}~~\left(+\frac{\,1\,}{\,3\,}\right)+\left(-\frac{\,2\,}{\,3\,}\right)\end{split}\)


\({\small (5)}\)\(\begin{split}~~\left(-\frac{\,1\,}{\,2\,}\right)-\left(-\frac{\,1\,}{\,3\,}\right)\end{split}\)


\({\small (6)}\)\(\begin{split}~~\left(+\frac{\,3\,}{\,7\,}\right)-\left(-\frac{\,1\,}{\,3\,}\right)\end{split}\)


Point:小数の加法・減法

小数のときも整数と同じように計算する


  \((-0.3)-(-1.5)\)


① 減法を加法にする。(反対の性質のことば)
 負の数 \(-1.5\) を引き算することは、
 正の数 \(+1.5\) を足し算することである
ので、


\(\begin{split}~~=~&(-0.3)+(+1.5)\end{split}\)


② 絶対値を調べて、符号と数を決める。
 絶対値は \(1.5 > 0.3\) であるので、
 符号はプラスで、数は \(1.5-0.3\)


\(\begin{split}~~=~&+(1.5-0.3)\\[2pt]~~=~&1.2\end{split}\)


©︎ 2024 教科書より詳しい中学数学 jhs.yorikuwa.com

Point:分数の加法・減法

分数の加法や減法は、


  \(\begin{split} \left(+\frac{\,1\,}{\,5\,}\right)-\left(+\frac{\,1\,}{\,2\,}\right) \end{split}\)


① 減法を加法にする。(反対の性質のことば)


\(\begin{split}&~~=~&\left(+\frac{\,1\,}{\,5\,}\right)+\left(-\frac{\,1\,}{\,2\,}\right)\end{split}\)


② 通分する。(大小を比べやすくなる)


\(\begin{split}~~=~&\left(+\frac{\,1{\, \small \times \,}2\,}{\,5{\, \small \times \,}2\,}\right)+\left(-\frac{\,1{\, \small \times \,}5\,}{\,2{\, \small \times \,}5\,}\right)\\[3pt]~~=~&\left(+\frac{\,2\,}{\,10\,}\right)+\left(-\frac{\,5\,}{\,10\,}\right)\end{split}\)


③ 絶対値を調べて、符号と数を決める。


 絶対値は \(\begin{split}\frac{\,5\,}{\,10\,} > \frac{\,2\,}{\,10\,}\end{split}\) であるので、


 符号はマイナスで、数は \(\begin{split}\frac{\,5\,}{\,10\,}-\frac{\,2\,}{\,10\,}\end{split}\)


\(\begin{split}~~=~&-\left(\frac{\,5\,}{\,10\,}-\frac{\,2\,}{\,10\,}\right)\\[3pt]~~=~&-\frac{\,3\,}{\,10\,}\end{split}\)


©︎ 2024 教科書より詳しい中学数学 jhs.yorikuwa.com

 



次のページ「解法のPointと問題解説」

タイトルとURLをコピーしました