今回の問題は「平行線と角」です。
~数研出版 これからの数学2 p.107~111 問1~8
~東京書籍 新しい数学2 p.102~104 問1~6
~啓林館 未来へひろがる数学2 p.96~100 問1~3
問題
{\small (1)}~次の角を記号で答えよ。
{\small (2)}~次の図において、
{\small (3)}~次の図で l\,//\,m のとき、\angle x の大きさを求めよ。
{\small (4)}~次の図で、
l\,//\,m~,~l\,//\, n ならば m\,//\,n
を説明せよ。
次の問いに答えよ。
{\small (1)}~次の角を記号で答えよ。

① \angle a の対頂角。
② \angle a の同位角。
③ \angle b の錯角。
④ \angle c の錯角。
{\small (2)}~次の図において、

① l\,//\,m であることを説明せよ。
② \angle a~,~\angle b~,~\angle c の大きさを求めよ。
{\small (3)}~次の図で l\,//\,m のとき、\angle x の大きさを求めよ。

{\small (4)}~次の図で、
l\,//\,m~,~l\,//\, n ならば m\,//\,n
を説明せよ。

Point:直線と対頂角・同位角・錯角
\angle a=\angle c~,~\angle b=\angle d
■ 2直線に1つの直線が交わるとき、
■ 2直線が交わるとき、

\angle a と \angle c、\angle b と \angle d のように、
向かい合う2つの角を「対頂角」といい、対頂角は等しくなる。
\angle a=\angle c~,~\angle b=\angle d
■ 2直線に1つの直線が交わるとき、

\angle a と \angle e のような位置にある角を「同位角」という。※ \angle b と \angle f、\angle c と \angle g、\angle d と \angle h

\angle d と \angle f のような位置にある角を「錯角」という。※ \angle c と \angle e も錯角である。
©︎ 2024 教科書より詳しい中学数学 jhs.yorikuwa.com
Point:平行線と同位角・錯角
l\,//\,m のとき、
\angle a=\angle b (同位角が等しい)
\angle a=\angle c (錯角が等しい)
■ 平行線になるための条件
2直線に1つの直線が交わるとき、
① 同位角が等しいならば、2直線は平行である。
② 錯角が等しいならば、2直線は平行である。
2直線に1つの直線が交わるとき、
① 2直線が平行ならば同位角が等しい。
② 2直線が平行ならば錯角が等しい。

l\,//\,m のとき、
\angle a=\angle b (同位角が等しい)
\angle a=\angle c (錯角が等しい)
■ 平行線になるための条件
2直線に1つの直線が交わるとき、
① 同位角が等しいならば、2直線は平行である。
② 錯角が等しいならば、2直線は平行である。
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