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関数y=ax²と平均の速さ

今回の問題は「関数y=ax²と平均の速さ」です。
 
\(~\)数研出版 これからの数学1 p.116 問7
\(~\)東京書籍 新しい数学1 p.112 問7~8
\(~\)啓林館 未来へひろがる数学1 p.109 問3

問題

斜面を転がるボールについて、転がり始めて \(x\) 秒間に転がった距離を \(y~{\rm m}\) とすると、\(x\) と \(y\) の関係が \(y=2x^2\) となった。次のときの平均の速さを求めよ。


\({\small (1)}~\)\(1\) 秒後から \(2\) 秒後まで
\({\small (2)}~\)\(2\) 秒後から \(4\) 秒後まで
\({\small (3)}~\)転がり始めてから \(3\) 秒後まで

Point:関数y=ax²と平均の速さ

転がり始めて \(x\) 秒間に転がった距離を \(y~{\rm m}\) とすると、\(x\) と \(y\) の関係が \(y=2x^2\) となるとき、\(1\) 秒後から \(3\) 秒後までの平均の速さの求め方は、


 (平均の速さ) = (転がった距離)(かかった時間)


これより、(平均の速さ) = (変化の割合) となる。


それぞれの時間 \(x\) の値から転がった距離 \(y\) の値を求める


 \(x=1\) のとき、\(\begin{split}y=2{\, \small \times \,}1^2=2\end{split}\)
 \(x=3\) のとき、\(\begin{split}y=2{\, \small \times \,}3^2=18\end{split}\)


\(x\) の増加量、\(y\) の増加量を求めて、変化の割合=平均の速さを求める


 \(x\)|\(1\) → \(3\) より、\(x\) の増加量 \(3-1=2\)


 \(y\)|\(2\) → \(18\) より、\(y\) の増加量 \(18-2=16\)


 変化の割合は、\(\begin{split}\frac{\,16\,}{\,2\,}=8\end{split}\)


 したがって、平均の速さは秒速 \(8~{\rm m}\) となる


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