覚えやすくなる勉強法|教える・質問する・一緒にやる!
はじめに
「せっかく覚えたのに、テスト前には忘れてしまう…」そんな経験はありませんか?
でも、勉強ってひとりで黙々とやるだけじゃないんです。誰かと一緒に覚えたり、質問し合ったりすることで、記憶がしっかりと頭に残るようになります。
この記事では、「教える」「質問する」「一緒に勉強する」の3つを使った、覚えやすくなる勉強法を紹介します。すぐにできる方法ばかりなので、ぜひ今日から試してみてください!
人に教えると、もっと覚えられる!
友だちに教えるのは、自分の勉強にもなる!
友だちに「この問題の解き方、教えて!」と言われたことはありますか?
実は、誰かに教えることは、自分の記憶にもとても効果があるんです。
なぜかというと…
- 教えるには、まず自分がしっかり理解していないといけない
- 自分の言葉で説明することで、頭の中が整理される
- 「うまく説明したい!」という気持ちが集中力を高める
たとえば、理科の内容を説明するときに、「なぜそうなるのか?」を考えて説明しようとすると、自分の理解があいまいなところに気づくこともあります。それを確認してからまた教えれば、記憶はさらに強くなります。
実際に教えなくてもOK!「先生になりきる学習」
「教える相手がいない…」という人でも大丈夫!
頭の中で先生になりきって説明するだけでも効果があります。
やり方はとてもカンタン!
- 先生になったつもりで、ノートを見ながら声に出して説明する
- 自分に向かって「これはこうなるんだよ」と教える
- スマホに録音して、自分の説明を聞いてみる
録音して聞くと、「ここ、わかりにくいな」「もっとこう言ったほうがいいかも」と思えるので、さらに説明が上手になっていきます!
質問でまとめると、覚えやすい!
なぜ「質問形式」がいいの?
学校でノートをまとめるとき、文章でズラ〜っと書いていませんか?
でも、それだけだと読み返したときに、頭に入りづらいことも…。
そんなときは「質問形式」でまとめるのがおすすめです!
たとえば、理科でこんな内容を覚えたいとします。
「アンモニアは無色で、刺激臭があり、水にとてもよく溶ける。」
このまま覚えるのは、ちょっと大変ですよね?
でも、こうするとどうでしょうか?
→「アンモニアの色とにおいは?水に溶けやすい? A. 無色、刺激臭、とてもよく溶ける」
質問と答えをセットにすることで、「自分がわかっているかどうか」がすぐに確認できて、記憶にも残りやすくなります!
ノートのまとめにも使える!
この「質問形式」は、ノートまとめにもぴったりです。
たとえば、ページの上にこう書いておきます。
- 酸素は何のはたらきを持っている?
- 水素の特徴は?
- 窒素はどんな性質がある?
その下に答えを書くようにすると、復習のときに「上の質問だけ見る→頭の中で答える→答えを確認する」という流れができます。
関連記事:「復習しやすいノートの作り方|タイトル付けノート術」

ノートを全部読み直さなくても、質問を使えばサッと確認できて、復習の時間も短くすみます!
一緒にやると楽しい!クイズで覚える暗記法
勉強がちょっと楽しくなる方法
「友だちと勉強しても、しゃべってばかりで進まない…」という人でも、ちょっとした工夫で楽しく覚えられるようになります!
おすすめは「クイズごっこ」です!
やり方はカンタン。
- お互いに3〜5問ずつ、質問を考える(教科書・ノートからOK)
- クイズ形式で出し合う
- わからなかったら、ヒントを出したり、一緒に考えたりする
ただの勉強じゃなくて、遊びのようにできるので、記憶にも残りやすいし、集中力もアップします。
ミニテスト形式もおすすめ!
次の方法も効果的です。
- 前の日にやった内容を、お互いにミニテストで出し合う
- まちがえた問題を、もう一度おさらい
- 次の日にまた同じ問題を出す
これをくり返すだけで、どんどん忘れにくくなりますよ!
よくある悩みとアドバイス
「うまく説明できない…」→それはチャンス!
説明しようとして、うまく話せないときってありますよね。でも、それは「まだ理解しきれていないところ」を見つけたということ!
そこをもう一度確認して覚えなおせば、前よりずっとよく理解できます。
「一緒にやる人がいない…」→ひとりでも大丈夫!
友だちとできなくても、「自分に説明する」「空想の相手に話す」「録音して聞く」などの方法があります。
質問形式のノートも、自分ひとりでどんどん作れるので安心してください!
まとめ|教える・質問する・一緒にやるで記憶アップ!
勉強した内容をしっかり覚えるためには、「教える」「質問する」「一緒にやる」という3つの工夫がとても効果的です。
この3つは、特別な道具もテクニックもいりません。ノートとペンと、少しの工夫だけで、今までよりもっと覚えられるようになります。
まずは、ノートの上に1つ質問を書いてみましょう。
そのあと、自分に向かって声に出して説明してみてください。
もし友だちと一緒に勉強する機会があったら、ぜひクイズごっこにもチャレンジしてみてくださいね!
