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優先順位で勉強が変わる|朝に選び夜に直す計画術

テスト前は「やることが多すぎて、何からやればいいか分からない」と感じやすいものです。大切なのは、朝に「やることを選ぶ」、夜に「やり方を少し直す」という流れを毎日くり返すこと。この記事では、中学生向けに「優先順位づけ」と「セルフモニタリング(ふり返り)」を、すぐ実行できる形でまとめます。完璧な計画より、少しずつ動かして、こまめに直すほうがうまくいきます。

優先順位づけの基本|今日やることを「重要×緊急」で分ける

  • 最初の10〜15分で、今日のやることを書き出して四つの箱に分ける
  • 「重要だけど急ぎでない」学習を、1日の最初に時間で先取りする
  • 「必ずやる」は3つだけ決めて、開始時刻までセットする

まずは、紙やメモアプリに今日の用事と勉強を全部書き出します。そして「重要×緊急」で四つの箱に分けます。たとえば、明日提出のプリントやテスト直前の演習は「緊急×重要」。英単語の練習や計算の基礎固めは「重要だけど急ぎではない」ので、ここを1日のはじめに時間を取って確保しておきます。

「必ずやる」タスクは3つにしぼり、開始時刻も決めましょう。例として、数学なら「例題→基本→復習、の順で25分ずつ」。英語なら「文法1項目→短文の音読→単語30語」。理科や社会なら「通し読み→用語の穴埋め→一問一答」。3つにしぼると進み具合が分かりやすく、次の日の調整もしやすくなります。

セルフモニタリング術|毎日3分のふり返りでズレを小さくする

  • 記録は「時間・量・できばえ(A/B/C)」の3つだけにする
  • 感想は一言でOK。「眠い」「むずかしい」「うるさい」など原因を1つ書く
  • 最後に「明日の直し方」を1行で決める

勉強の後は3分だけメモします。たとえば「19:30〜20:00、英単語40語、できばえB」など、時間と量、できばえ(A=自分だけでできる、B=少しヒントがあればOK、C=今はむずかしい)を書きます。感想は一言で十分です。

そして必ず「明日の直し方」を1行で決めます。Bが多いなら「ヒントなしで同じ問題をもう一度」。Cが出たなら「教科書の前のページに10分戻る」。集中できなかったなら「朝に時間を移す」「机の上を片づける」など、行動をはっきりさせます。週に1回は30分でまとめて見直し、「できた量」で次の計画を作り直すと続けやすいです。

活用法|毎日の回し方を「朝の選ぶ」「夜の直す」で固定する

  • 朝は四つの箱で選ぶ→「必ずやる3つ」を時刻まで決める
  • 夜は3分メモ→「直し方1行」で翌日のやり方を決める
  • 週末30分で「量・順番・むずかしさ」を調整。小さな締切も入れる

朝のルーティンは、四つの箱で今日のやることを選び、「必ずやる3つ」を時間ブロックに入れるところから。とくに「重要だけど急ぎではない」学習を先に置くと、短期の用事に流されにくくなります。夜は3分メモで事実を残し、「直し方1行」を決めて終了。これだけで「決める→やる→直す」の回転が日ごとに安定します。

週末は30分で、予定ではなく「できた量」を見て次週を調整します。量が多すぎたら分ける、順番が悪かったら入れ替える、むずかしすぎたら一段下げる。テスト前は「小さな締切」を単元ごとに入れると、進みが見えるようになり、直すポイントも分かりやすくなります。たとえば「金曜までに一次関数の文章題をA判定にする」など、具体的に決めましょう。

まとめ

勉強をうまく進めるコツは、朝にやることをしぼって時間まで決め、夜に3分でふり返って次の日の直し方を決める、という小さな流れを続けることです。1日の核を3つにしぼると、ムリなく前に進めます。週に1回の見直しでは、実際に「どれだけできたか」を見て、量と順番とむずかしさを少しだけ調整してください。完璧を目指すより、回る仕組みを作ること。今日から「朝の選ぶ」と「夜の直す」を始めましょう。

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