正の項と負の項の解法
Point:正の項と負の項
\(3-4+5-6\)
① 加法だけの式にする。
\(\begin{split}~~=~&(+3)+(-4)+(+5)+(-6)\end{split}\)
② 1つ1つの( )の中の数が項となる。
項は、\(+3~,~-4~,~+5~,~-6\)
正の項は、\(+3~,~+5\)
負の項は、\(-4~,~-6\)
※ 加法にせずにそのまま項を読み取っても良い。
■ 項を並べた式にする
① 加法だけの式にする。
\(\begin{split}&(+3)-(+4)-(-5)+(-6)\\[2pt]~~=~&(+3)+(-4)+(+5)+(-6)\end{split}\)
② 加法の符号+(プラス)とかっこを外した式にする。※ 項を並べた先頭の+(プラス)は省略する。
\(\begin{split}~~=~&(+3)+(-4)+(+5)+(-6)\\[2pt]~~=~&3-4+5-6\end{split}\)
■ 項の答え方
\(3-4+5-6\)
① 加法だけの式にする。
\(\begin{split}~~=~&(+3)+(-4)+(+5)+(-6)\end{split}\)
② 1つ1つの( )の中の数が項となる。
項は、\(+3~,~-4~,~+5~,~-6\)
正の項は、\(+3~,~+5\)
負の項は、\(-4~,~-6\)
※ 加法にせずにそのまま項を読み取っても良い。
■ 項を並べた式にする
① 加法だけの式にする。
\(\begin{split}&(+3)-(+4)-(-5)+(-6)\\[2pt]~~=~&(+3)+(-4)+(+5)+(-6)\end{split}\)
② 加法の符号+(プラス)とかっこを外した式にする。※ 項を並べた先頭の+(プラス)は省略する。
\(\begin{split}~~=~&(+3)+(-4)+(+5)+(-6)\\[2pt]~~=~&3-4+5-6\end{split}\)
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問題解説:正の項と負の項
問題解説(1)
問題
① \(-3+5-2-7\)
② \(5-2-4+1\)
次の問いに答えよ。
\({\small (1)}~\)次の式の項をすべて答えよ。また、正の項と負の項に分けよ。
① \(-3+5-2-7\)
② \(5-2-4+1\)
① 加法だけの式で表すと、
\(\begin{split}&-3+5-2-7\\[2pt]~~=~&(-3)+(+5)+(-2)+(-7)\end{split}\)
これより、
項は \(-3~,~+5~,~-2~,~-7\)
正の項は \(+5\)、負の項は \(-3~,~-2~,~-7\)
となる
② 加法だけの式で表すと、
\(\begin{split}&5-2-4+1\\[2pt]~~=~&(+5)+(-2)+(-4)+(+1)\end{split}\)
これより、
項は \(+5~,~-2~,~-4~,~+1\)
正の項は \(+5~,~+1\)、負の項は \(-2~,~-4\)
となる
問題解説(2)
問題
① \((+3)-(+5)+(-2)\)
② \((-7)-(-10)-(+8)\)
次の問いに答えよ。
\({\small (2)}~\)次の式を項だけを並べた式を表せ。
① \((+3)-(+5)+(-2)\)
② \((-7)-(-10)-(+8)\)
① 加法だけの式で表すと、
正の数 \(+5\) を引き算することは、負の数 \(-5\) を足し算することであるので、
\(\begin{split}&(+3)-(+5)+(-2)\\[2pt]~~=~&(+3)+(-5)+(-2)\end{split}\)
また、これより加法の符号+(プラス)とかっこを外すと、
\(\begin{split}~~=~&3-5-2\end{split}\)
したがって、答えは \(3-5-2\) となる
② 加法だけの式で表すと、
負の数 \(-10\) を引き算することは、正の数 \(+10\) を足し算することであり、
正の数 \(+8\) を引き算することは、負の数 \(-8\) を足し算することであるので、
\(\begin{split}&(-7)-(-10)-(+8)\\[2pt]~~=~&(-7)+(+10)+(-8)\end{split}\)
また、これより加法の符号+(プラス)とかっこを外すと、
\(\begin{split}~~=~&-7+10-8\end{split}\)
したがって、答えは \(-7+10-8\) となる
【問題一覧】中1|正の数と負の数
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