今回の問題は「平面上の図形の表し方」です。
\(~\)数研出版 これからの数学1 p.159~161 問1~2
\(~\)東京書籍 新しい数学1 p.156~161 / p.164 2
\(~\)啓林館 未来へひろがる数学1 p.148~152 問1~8
\({\small (1)}~\)2点 \({\rm A~,~B}\) について、次のものを図で表せ。
① 直線 \({\rm AB}\) ② 線分 \({\rm AB}\)
③ 半直線 \({\rm AB}\) ④ 半直線 \({\rm BA}\)
\({\small (2)}~\)次の問いに答えよ。
① 2点 \({\rm A~,~B}\) 間の距離を記号で表せ。
② 2つの線分 \({\rm AB~,~CD}\) の長さが等しいことを記号で表せ。
\({\small (3)}~\)次の問いに答えよ。
① 図のような角を3つの表し方で表せ。
② 角 \({\rm A}\) と角 \({\rm B}\) の大きさが等しいことを記号で表せ。
③ 3点 \({\rm A~,~B~,~C}\) を頂点とする三角形を記号で表せ。
\({\small (4)}~\)次の問いに答えよ。
① 2直線 \({\rm AB~,~CD}\) が垂直に交わることを記号で表せ。また、このとき一方の直線を他の直線の何というか答えよ。
② 次の図で、点 \({\rm C}\) と直線 \({\rm AB}\) との距離をア〜ウから選べ。
③ 2直線 \({\rm AB~,~CD}\) が平行であることを記号で表せ。
2点 \({\rm A~,~B}\) を通る直線を「直線 \({\rm AB}\) 」という。
直線 \({\rm AB}\) のうち、
\({\rm A}\) から \({\rm B}\) までの部分を「線分 \({\rm AB}\) 」という。
直線 \({\rm AB}\) のうち、
\({\rm A}\) から \({\rm B}\) の方向に限りなくのばした部分を「半直線 \({\rm AB}\) 」という。
■ 線分の長さ
線分 \({\rm AB}\) の長さを2点 \({\rm A~,~B}\) 間の距離といい、「 \({\rm AB}\) 」 で表す。
長さが等しいことを「 \({\rm AB=CD}\) 」と表す。
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■ 角の表し方
点 \({\rm B}\) から出る2つの半直線 \({\rm BA~,~BC}\) によってできる角を、
「 \(\angle{\rm ABC}\) 」で表し「角 \({\rm ABC}\) 」と読む。
また、「 \(\angle{\rm B}\) 」や「 \(\angle b\) 」と表すこともある。
■ 三角形の表し方
3つの頂点 \({\rm A~,~B~,~C}\) をもつ三角形 \({\rm ABC}\) を記号 \(\triangle\) を使い「 \(\triangle {\rm ABC}\) 」と表す。
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■ 2直線の垂直の表し方
2直線 \({\rm AB~,~CD}\) が垂直に交わるとき、
「 \({\rm AB\perp CD}\) 」と表し「 \({\rm AB}\) 垂直 \({\rm CD}\) 」と読む。このとき、一方の直線を他方の直線の「垂線」という。
また、点 \({\rm C}\) から直線 \({\rm AB}\) に垂線を引いたときの交点を \({\rm H}\) とすると、点 \({\rm C}\) と直線 \({\rm AB}\) との距離は線分 \({\rm CH}\) となる。
※ もっとも短いものが距離となる。
■ 2直線の平行の表し方
平面上の交わらない2直線 \({\rm AB~,~CD}\) は平行であり、「 \({\rm AB\,//\, CD}\) 」と表し、「 \({\rm AB}\) 平行 \({\rm CD}\) 」と読む。
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