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1次関数と道のり

今回の問題は「1次関数と道のり」です。
 
\(~\)数研出版 これからの数学2 p.96~97 問2
\(~\)東京書籍 新しい数学2 p.86~87 問1~2
\(~\)啓林館 未来へひろがる数学2 p.86~87 問4~5

問題

Aさんは家から学校までの道のり \(1400~{\rm m}\) を7時ちょうどに出発して歩いた。
次のグラフは、家を出発して \(x\) 分後の家からの道のりを \(y~{\rm m}\) として、\(x\) と \(y\) の関係を表したものである。

\({\small (1)}~\)Aさんは分速何 \({\rm m}\) で歩いたか答えよ。


\({\small (2)}~\)Aさんは家から \(600~{\rm m}\) の地点で \(10\) 分間休んだ後、学校まで同じ速さで歩いた。このことをグラフて表せ。


\({\small (3)}~\)Aさんが休んだ後、学校まで歩いた関係を \(y\) を \(x\) の式て表せ。


\({\small (4)}~\)Bさんは7時22分に家から学校まで分速 \(140~{\rm m}\) で走った。Bさんが家から学校まで走る \(x\) と \(y\) の関係をグラフで表し、\(y\) を \(x\) の式で表せ。


\({\small (5)}~\)BさんがAさんに追いつくのは7時何分何秒の家から何 \({\rm m}\) の地点か答えよ。

Point:1次関数と道のり

\(x\) 軸を時間、\(y\) 軸を道のりとする1次関数のグラフの読み取り方は、

\({\small (1)}~\)速さ=直線の傾きとなる


 \(12-2=10\) 分で \(400~{\rm m}\) 進んでいるので、


 \(\begin{split}400{\, \small \div \,}10=40\end{split}\) より、分速 \(40~{\rm m}\)


 直線の傾きと等しくなる


\({\small (2)}~\)グラフの直線の式は、


 分速 \(40~{\rm m}\)=傾き \(40\) と点 \((2~,~0)\) より、


 直線の式は、\(y=40x-80\)


\({\small (3)}~\)「追いつく」や「出会う」ときの時間と場所は、2直線の交点の座標より求める


 2直線の交点の \(x\) 座標=時間


 2直線の交点の \(y\) 座標=道のり


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