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2次方程式と整数

今回の問題は「2次方程式と整数」です。
 
\(~\)数研出版 これからの数学3 p.90 問1
\(~\)東京書籍 新しい数学3 p.87 問1
\(~\)啓林館 未来へひろがる数学3 p.82 問2~3

問題

次の問いに答えよ。


\({\small (1)}~\)大小2つの正の整数があり、差が \(2\) で積が \(35\) である。このとき、この2つの正の整数を求めよ。


\({\small (2)}~\)連続する2つの整数があり、それぞれの2乗の和が \(113\) となる。このとき、この2つの整数を求めよ。

Point:2次方程式と整数

大小2つの自然数の差が \(3\) で積が \(10\) のとき、この2つの自然数の求め方は、


与えられた整数を文字で表す


 大小2つの自然数の差が \(3\) より、
 1つを \(x\) とすると、もう1つが \(x+3\)


※ 連続する2つの整数では \(x~,~x+1\)


問題文の条件より、2次方程式を立てる


 大小2つの自然数の積が \(10\) より、


  \(\begin{split}x(x+3)=10\end{split}\)


2次方程式を解く


  \(\begin{eqnarray}~x^2+3x-10&=&0
\\[2pt]~~~(x+5)(x-2)&=&0
\\[2pt]~~~x&=&-5~,~2
\end{eqnarray}\)


解がこの問題に適していることを確認する


 自然数より、\(x=-5\) は適さない


 よって、2つの自然数は \(2~,~5\)


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