今回の問題は「3つの単項式の乗法・除法」です。
\(~\)数研出版 これからの数学2 p.27 問6~7
\(~\)東京書籍 新しい数学2 p.19 問5~6
\(~\)啓林館 未来へひろがる数学2 p.22 問5
問題
\(\begin{split}{\small (1)}~\left(-4a^2\right){\, \small \times \,} 3b {\, \small \div \,} 24ab\end{split}\)
\(\begin{split}{\small (2)}~(-5x){\, \small \div \,} (-15x){\, \small \times \,} (-6x)\end{split}\)
\(\begin{split}{\small (3)}~18a^2b {\, \small \div \,}(-3b){\, \small \div \,}(-6a)\end{split}\)
\(\begin{split}{\small (4)}~20x^3y^2 {\, \small \div \,} \frac{\,6\,}{\,7\,}xy {\, \small \div \,} \frac{\,5\,}{\,9\,}x^2\end{split}\)
次の計算をせよ。
\(\begin{split}{\small (1)}~\left(-4a^2\right){\, \small \times \,} 3b {\, \small \div \,} 24ab\end{split}\)
\(\begin{split}{\small (2)}~(-5x){\, \small \div \,} (-15x){\, \small \times \,} (-6x)\end{split}\)
\(\begin{split}{\small (3)}~18a^2b {\, \small \div \,}(-3b){\, \small \div \,}(-6a)\end{split}\)
\(\begin{split}{\small (4)}~20x^3y^2 {\, \small \div \,} \frac{\,6\,}{\,7\,}xy {\, \small \div \,} \frac{\,5\,}{\,9\,}x^2\end{split}\)
Point:3つの単項式の乗法・除法
① 負の項の個数から符号を決める。
負の項が、
奇数個ある → 負の符号マイナス ー
偶数個ある → 正の符号プラス +
② 式を分数で表す。
先頭の文字式は分子に、
掛け算 ×◯ は分子に掛け算
割り算 ÷◯ は分母に掛け算する。
たとえば、
\(\begin{split}&~~~a{\, \small \times \,} b{\, \small \div \,} c=\frac{\,a{\, \small \times \,} b\,}{\,c\,}
\\[3pt]&~~~a{\, \small \div \,} b {\, \small \times \,} c=\frac{\,a{\, \small \times \,} c\,}{\,b\,}
\\[3pt]&~~~a{\, \small \div \,} b{\, \small \div \,} c=\frac{\,a\,}{\,b{\, \small \times \,} c\,}
\end{split}\)
③ 分母分子をそれぞれ掛け算の形で表して約分し、さらに計算する。
3つの単項式の乗法・除法の計算は、
① 負の項の個数から符号を決める。
負の項が、
奇数個ある → 負の符号マイナス ー
偶数個ある → 正の符号プラス +
② 式を分数で表す。
先頭の文字式は分子に、
掛け算 ×◯ は分子に掛け算
割り算 ÷◯ は分母に掛け算する。
たとえば、
\(\begin{split}&~~~a{\, \small \times \,} b{\, \small \div \,} c=\frac{\,a{\, \small \times \,} b\,}{\,c\,}
\\[3pt]&~~~a{\, \small \div \,} b {\, \small \times \,} c=\frac{\,a{\, \small \times \,} c\,}{\,b\,}
\\[3pt]&~~~a{\, \small \div \,} b{\, \small \div \,} c=\frac{\,a\,}{\,b{\, \small \times \,} c\,}
\end{split}\)
③ 分母分子をそれぞれ掛け算の形で表して約分し、さらに計算する。
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Point:分数をふくむ単項式の乗法・除法
① 負の項の個数から符号を決める。
負の項が、
奇数個ある → 負の符号マイナス ー
偶数個ある → 正の符号プラス +
② 割り算を逆数の掛け算にする。
\(\begin{split}&a{\, \small \times \,}\frac{\,b\,}{\,c\,}{\, \small \div \,}\frac{\,d\,}{\,e\,}\\[3pt]~~=~&a{\, \small \times \,}\frac{\,b\,}{\,c\,}{\, \small \times \,}\frac{\,e\,}{\,d\,}\end{split}\)
③ 1つの分数で表して、さらに計算する。
\(\begin{split}~~=~&\frac{\,a\,}{\,1\,}{\, \small \times \,}\frac{\,b\,}{\,c\,}{\, \small \times \,}\frac{\,e\,}{\,d\,}=\frac{\,a{\, \small \times \,} b{\, \small \times \,} e\,}{\,c{\, \small \times \,} d\,}\end{split}\)
分数をふくむ単項式の乗法・除法の計算は、
① 負の項の個数から符号を決める。
負の項が、
奇数個ある → 負の符号マイナス ー
偶数個ある → 正の符号プラス +
② 割り算を逆数の掛け算にする。
\(\begin{split}&a{\, \small \times \,}\frac{\,b\,}{\,c\,}{\, \small \div \,}\frac{\,d\,}{\,e\,}\\[3pt]~~=~&a{\, \small \times \,}\frac{\,b\,}{\,c\,}{\, \small \times \,}\frac{\,e\,}{\,d\,}\end{split}\)
③ 1つの分数で表して、さらに計算する。
\(\begin{split}~~=~&\frac{\,a\,}{\,1\,}{\, \small \times \,}\frac{\,b\,}{\,c\,}{\, \small \times \,}\frac{\,e\,}{\,d\,}=\frac{\,a{\, \small \times \,} b{\, \small \times \,} e\,}{\,c{\, \small \times \,} d\,}\end{split}\)
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