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四則と計算の順序

四則と計算の順序の解法

Point:四則と計算の順序

四則(加法、減法、乗法、除法)、累乗やかっこ( )が混じった式の計算は、


  \((2^2-1){\, \small \times \,}4+3\)


① 累乗の計算をする。


 \(=(4-1){\, \small \times \,}4+3\)


② かっこの中の計算をする。


 \(=3{\, \small \times \,}4+3\)


③ 乗法・除法の計算をする。


 \(=12+3\)


④ 加法・減法の計算をする。


 \(=15\)


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問題解説:四則と計算の順序

問題解説(1)

問題

次の計算をせよ。


\({\small (1)}~~3+(-2){\, \small \times \,}5\)

加法より乗法の計算を先にする


異なる符号の積なので、
負の符号で、絶対値の積より、


\(\begin{split}&3+(-2){\, \small \times \,}5\\[2pt]~~=~&3-(2{\, \small \times \,}5)\\[2pt]~~=~&3-10\end{split}\)

\(\begin{split}~~=~&-(10-3)\\[2pt]~~=~&-7\end{split}\)


したがって、答えは \(-7\) となる

 

問題解説(2)

問題

次の計算をせよ。


\({\small (2)}~~(2-7){\, \small \times \,}(-4)\)

かっこの中を先に計算する


\(\begin{split}&(2-7){\, \small \times \,}(-4)\\[2pt]~~=~&\{-(7-2)\}{\, \small \times \,}(-4)\\[2pt]~~=~&-5{\, \small \times \,}(-4)\end{split}\)


同じ符号の積なので、
正の符号で、絶対値の積より、


\(\begin{split}~~=~&+(5{\, \small \times \,}4)\\[2pt]~~=~&20\end{split}\)


したがって、答えは \(20\) となる

 

問題解説(3)

問題

次の計算をせよ。


\({\small (3)}~~(-18){\, \small \div \,}3-3\)

減法より除法の計算を先にする


異なる符号の商なので、
負の符号で、絶対値の商より、


\(\begin{split}&(-18){\, \small \div \,}3-3\\[2pt]~~=~&-(18{\, \small \div \,}3)-3\\[2pt]~~=~&-6-3\end{split}\)

\(\begin{split}&-(6+3)\\[2pt]~~=~&-9\end{split}\)


したがって、答えは \(-9\) となる

 



問題解説(4)

問題

次の計算をせよ。


\({\small (4)}~~24{\, \small \div \,}(1-3^2)\)

累乗の計算を先にすると、\(3^2=9\) より、


\(\begin{split}&24{\, \small \div \,}(1-3^2)\\[2pt]~~=~&24{\, \small \div \,}(1-9)\end{split}\)


次に、かっこの中を計算すると、

\(\begin{split}~~=~&24{\, \small \div \,}\{-(9-1)\}\\[2pt]~~=~&24{\, \small \div \,}(-8)\end{split}\)


異なる符号の商なので、
負の符号で、絶対値の商より、


\(\begin{split}~~=~&-(24{\, \small \div \,}8)\\[2pt]~~=~&-3\end{split}\)


したがって、答えは \(-3\) となる

 

問題解説(5)

問題

次の計算をせよ。


\({\small (5)}~~2^3{\, \small \times \,}(-3)-35{\, \small \div \,}(-5)\)

累乗の計算を先にすると、\(2^3=8\) より、


\(\begin{split}&2^3{\, \small \times \,}(-3)-35{\, \small \div \,}(-5)\\[2pt]~~=~&8{\, \small \times \,}(-3)-35{\, \small \div \,}(-5)\end{split}\)


次に、減法より乗法・除法を先に計算する


異なる符号の積なので、負の符号で、絶対値の積
同じ符号の商なので、正の符号で、絶対値の商より、


\(\begin{split}~~=~&-(8{\, \small \times \,}3)+(35{\, \small \div \,}5)\\[2pt]~~=~&-24+7\end{split}\)

\(\begin{split}~~=~&-(24-7)\\[2pt]~~=~&-17\end{split}\)


したがって、答えは \(-17\) となる

 

問題解説(6)

問題

次の計算をせよ。


\({\small (6)}~~(10^2+2^3){\, \small \div \,}(-3^2)\)

累乗の計算を先にすると、
\(10^2=100~,~2^3=8~,~-3^2=-9\) より、


\(\begin{split}&(10^2+2^3){\, \small \div \,}(-3^2)\\[2pt]~~=~&(100+8){\, \small \div \,}(-9)\end{split}\)


次に、かっこの中を計算すると、


\(\begin{split}~~=~&108{\, \small \div \,}(-9)\end{split}\)


異なる符号の商なので、
負の符号で、絶対値の商より、


\(\begin{split}~~=~&-(108{\, \small \div \,}9)\\[2pt]~~=~&-12\end{split}\)


したがって、答えは \(-12\) となる

 

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