数の集まりと四則計算の解法
Point:数の集まりと四則計算
■ 数の集まりと四則計算
\({\small (1)}~\)すべての数
四則計算はいつでもできる
\({\small (2)}~\)整数
加法、減法、乗法の結果は必ず整数
ただし、除法はできない
\({\small (3)}~\)自然数
加法、乗法の結果は必ず自然数
ただし、減法や除法はできない
■ 数の集まり
すべての数の中に整数がふくまれていて、
整数の中に自然数がふくまれている。
※ これらの集まりを集合という。
■ 数の集まりと四則計算
\({\small (1)}~\)すべての数
四則計算はいつでもできる
\({\small (2)}~\)整数
加法、減法、乗法の結果は必ず整数
ただし、除法はできない
\({\small (3)}~\)自然数
加法、乗法の結果は必ず自然数
ただし、減法や除法はできない
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問題解説:数の集まりと四則計算
問題解説(1)
問題
\({\small (1)}~\)自然数
次の(1)〜(3)の集合の中で、加法、減法、乗法、除法の計算のうち、いつでもできるものをそれぞれ選べ。
\({\small (1)}~\)自然数
自然数どうしの加法は、結果が必ず自然数となる
自然数どうしの減法は、
\(3-5=-2\)
このように、結果が自然数とならないことがある
自然数どうしの乗法は、結果が必ず自然数となる
自然数どうしの除法は、
\(\begin{split}3{\, \small \div \,}5=\frac{\,3\,}{\,5\,}=0.6\end{split}\)
このように、結果が自然数とならないことがある
したがって、答えは
いつでもできるのは加法と乗法 である
問題解説(2)
問題
\({\small (2)}~\)整数
次の(1)〜(3)の集合の中で、加法、減法、乗法、除法の計算のうち、いつでもできるものをそれぞれ選べ。
\({\small (2)}~\)整数
整数どうしの加法は、結果が必ず整数となる
整数どうしの減法は、結果が必ず整数となる
( ※ \(3-5=-2\) のとき \(-2\) は整数である )
整数どうしの乗法は、結果が必ず整数となる
整数どうしの除法は、
\(\begin{split}-3{\, \small \div \,}5=-\frac{\,3\,}{\,5\,}=-0.6\end{split}\)
このように、結果が整数とならないことがある
したがって、答えは
いつでもできるのは加法と減法と乗法 である
問題解説(3)
問題
\({\small (3)}~\)すべての数
次の(1)〜(3)の集合の中で、加法、減法、乗法、除法の計算のうち、いつでもできるものをそれぞれ選べ。
\({\small (3)}~\)すべての数
すべての数どうしの四則計算は、いつでもできる
よって、答えは
いつでもできるのは加法、減法、乗法、除法
である
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