図形の平行移動の解法
平面上で、図形を一定の方向に一定の距離だけ移すことを「平行移動」という。

線分 \({\rm AA’~,~BB’~,~CC’}\) はどれも平行で、長さが等しい。
\({\rm AA’\,//\,BB’\,//\,CC’}\)
\({\rm AA’=BB’=CC’}\)
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問題解説:図形の平行移動
問題解説(1)
図の \(\triangle {\rm ABC}\) と矢印 \({\rm PQ}\) について、次の問いに答えよ。

\({\small (1)}~\)\(\triangle {\rm ABC}\) を矢印 \({\rm PQ}\) の方向に線分 \({\rm PQ}\) の長さだけ平行移動させた \(\triangle {\rm A’B’C’}\) をかけ。
矢印 \({\rm PQ}\) は点 \({\rm P}\) から点 \({\rm Q}\) まで、
右方向に \(4\) 上方向に \(1\)
移動しているので、
点 \({\rm A~,~B~,~C}\) をそれぞれ同じように移動させると、

それぞれの点を点 \({\rm A’~,~B’~,~C’}\) として \(\triangle {\rm A’B’C’}\) をかく

問題解説(2)
図の \(\triangle {\rm ABC}\) と矢印 \({\rm PQ}\) について、次の問いに答えよ。

\({\small (2)}~\)\(\triangle {\rm ABC}\) と平行移動させた \(\triangle {\rm A’B’C’}\) について、3つの線分 \({\rm AA’~,~BB’~,~CC’}\) の関係を答えよ。
線分 \({\rm AA’~,~BB’~,~CC’}\) はそれぞれ線分 \({\rm PQ}\) と平行で長さが等しいので、

3つの線分 \({\rm AA’~,~BB’~,~CC’}\) は、
どれも平行で長さが等しい
\({\rm AA’\,//\,BB’\,//\,CC’}\)
\({\rm AA’=BB’=CC’}\)
