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文字式の利用と数の性質

今回の問題は「文字式の利用と数の性質」です。
 
\(~\)数研出版 これからの数学2 p.31~33 問1~3
\(~\)東京書籍 新しい数学2 p.22~24 / p.32 6
\(~\)啓林館 未来へひろがる数学2 p.24~27 問1~2

問題

次のことを文字を使って説明せよ。


\({\small (1)}~\)偶数と奇数の和は奇数である


\({\small (2)}~\)連続する3つの整数の和は3の倍数である


\({\small (3)}~\)2けたの自然数と、その数の十の位の数と一の位の数を入れかえた数の和は11の倍数である

Point:偶数・奇数や連続する整数の性質

偶数・奇数や連続する整数の説明は、


与えられた数を文字を使って表す


 整数 \(m~,~n\) を使って、
 ・偶数と奇数 \(~~~2m~,~2n+1\)
 ・2つの偶数 \(~~~2m~,~2n\)
 ・2つの奇数 \(~~~2m+1~,~2n+1\)
 ・連続する2つの整数 \(~~~n~,~n+1\)
 ・連続する3つの整数 \(~~~n~,~n+1~,~n+2\)
   → \(n-1~,~n~,~n+1\) でもよい


説明の文を式にする


 たとえば、
  2つの奇数の和は、
   \(\begin{split}&(2m+1)+(2n+1)
\\[2pt]=~&2m+2n+2=2(m+n+1)
\end{split}\)


  連続する2つの整数の和は、
   \(n+(n+1)=2n+1\)


結論を書く


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Point:2けたの自然数の性質

2けたの自然数の性質の説明は、


もとの自然数を文字を使って表す


 十の位の数を \(a\)、一の位の数を \(b\) とすると、
 もとの自然数は \(10a+b\) となる。


十の位の数と一の位の数を入れかえた自然数を使って表す


 十の位の数が \(b\)、一の位の数が \(a\) となるので、
 入れかえた自然数は \(10b+a\) となる。


説明の文を式にする


  たとえば、
   この2つの数の差は、
  \(\begin{split}&(10a+b)-(10b+a)
\\[2pt]~~=~&9(a-b)
\end{split}\)


結論を書く


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