数え方の樹形図の解法
■ 選ぶだけのパターン
A、B、Cの \(3\) 文字から \(2\) 文字を選ぶときは、
これら \(3\) 通りとなる
(※ B-AなどはA-Bと同じになるのでかかない)
■ 選んで並べるパターン
A、B、Cの \(3\) 文字から \(2\) 文字を選んで並べるときは、
これら \(6\) 通りとなる
(※ A-BとB-Aは並べ方が違うので別の場合の数となる)
問題解説:数え方の樹形図
問題解説(1)
次の問いに答えよ。
\({\small (1)}~\)\(5\) 人の生徒の中から \(2\) 人の委員を選ぶとき、選び方は全部で何通りあるか答えよ。
\(5\) 人をA、B、C、D、Eと区別すると、この中から \(2\) 人の委員を選ぶので、
選ぶだけのパターンとなる
(※ B-AなどはA-Bと同じになるのでかかない)
これより、$$~~~4+3+2+1=10$$したがって、答えは、\(10\) 通りとなる
問題解説(2)
次の問いに答えよ。
\({\small (2)}~\)\(5\) 人の生徒の中から委員長と副委員長を選ぶとき、選び方は全部で何通りあるか答えよ。
\(5\) 人をA、B、C、D、Eと区別すると、委員長と副委員長を選ぶので、
選んで並べるパターンとなる
(※ A-BとB-Aは並べ方が違うので別の場合の数となる)
これより、$$~~~4\times5=20$$したがって、答えは、\(20\) 通りとなる
問題解説(3)
次の問いに答えよ。
\({\small (3)}~\)\(5\) 人の生徒の中から \(3\) 人の委員を選ぶとき、選び方は全部で何通りあるか答えよ。
\(5\) 人をA、B、C、D、Eと区別すると、この中から \(3\) 人の委員を選ぶので、
選ぶだけのパターンとなる
これより、$$~~~6+3+1=10$$したがって、答えは、\(10\) 通りとなる
問題解説(4)
次の問いに答えよ。
\({\small (4)}~\)\(3\) 人の選手のリレーの順番を決めるとき、選び方は全部で何通りあるか答えよ。
\(3\) 人をA、B、Cと区別すると、1番目、2番目、3番目を選ぶので、
選んで並べるパターンとなる
これより、$$~~~2\times3=6$$したがって、答えは、\(6\) 通りとなる
問題解説(5)
次の問いに答えよ。
\({\small (5)}~\)\(6\) 人で一対一の対戦ゲームをする。それぞれ1回ずつ対戦するとき、全部で何試合することになるか答えよ。
\(6\) 人をA、B、C、D、E、Fと区別すると、この中から対戦する \(2\) 人を選ぶので、
選ぶだけのパターンとなる
これより、$$~~~5+4+3+2+1=15$$したがって、答えは、\(15\) 試合となる