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東京書籍:新しい数学3

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1章 [多項式]文字式を使って説明しよう
2章 [平方根]数の世界をさらにひろげよう
3章 [2次方程式]方程式を利用して問題を解決しよう
4章 [関数 y=ax²]関数の世界をひろげよう
5章 [相似な図形]形に着目して図形の性質を調べよう
6章 [円]円の性質を見つけて説明しよう
7章 [三平方の定理]三平方の定理を活用しよう
8章 [標本調査]集合全体の傾向を推測しよう
 



6章 [円]円の性質を見つけて説明しよう

1節 円周角の定理

 

1 円周角の定理

p.170 問1$${\small (1)}~\angle x=50^\circ$$$${\small (2)}~\angle x=40^\circ$$$${\small (3)}~\angle x=240^\circ$$

■ 同じタイプの例題解説
  » 円周角の定理
p.171 問2[証明] \(\triangle {\rm OAB}\) と \(\triangle {\rm OCD}\) において、
\(\overset{\frown}{\rm AB}=\overset{\frown}{\rm CD}\) より、等しい弧に対する円周角は等しいから、$$~~~\angle{\rm AOB}=\angle{\rm COD}~~~\cdots{\large ①}$$また、円の半径より、$$~~~{\rm AO=CO}\cdots{\large ②}$$$$~~~{\rm BO=DO}\cdots{\large ③}$$①、②、③より、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいから、$$~~~\triangle {\rm OAB}\equiv\triangle {\rm OCD}$$合同な図形の対応する辺は等しいから、$$~~~{\rm AB=CD}$$[終]
 
いえる
\(\angle{\rm APB}=\angle{\rm CQB}\) より、その中心角も等しいから$$~~~\angle{\rm AOB}=\angle{\rm COD}$$よって、$$~~~{\rm AB=CD}$$

■ 同じタイプの例題解説
  » 弧の長さと円周角
p.172 問3[証明] 線分AD、BCを引く
\({\rm AB\,//\,CD}\) より、平行線の錯角は等しいから、$$~~~\angle{\rm ABC}=\angle{\rm BCD}$$よって、等しい円周角に対する弧は等しいから、$$~~~\overset{\frown}{\rm AC}=\overset{\frown}{\rm BD}$$[終]

■ 同じタイプの例題解説
  » 弧の長さと円周角
p.172 問4\({\small (1)}~\)[証明] 仮定より、\({\rm AE=BC}\)
これより、他の頂点と逆側の弧 \(\overset{\frown}{\rm AE}~,~\overset{\frown}{\rm BC}\) は、$$~~~\overset{\frown}{\rm AE}=\overset{\frown}{\rm BC}$$よって、等しい弧に対する円周角は等しいから、$$~~~\angle{\rm ABE}=\angle{\rm BAC}$$これより、\(\angle{\rm ABF}=\angle{\rm BAF}\) となり、\(\triangle {\rm FAB}\) はこの2つの角を底角とする二等辺三角形となる [終]
\({\small (2)}~72^\circ\)

■ 同じタイプの例題解説
  » 弧の長さと円周角
p.173 問5$${\small (1)}~x=28^\circ$$$${\small (2)}~x=55^\circ$$$${\small (3)}~x=34^\circ$$

■ 同じタイプの例題解説
  » 円周角の定理
p.173 問6線分ABが直径であるから、$$~~~\angle{\rm ADB}=90^\circ$$したがって、\({\rm AD\perp BC}\)

p.173 問7三角定規で直角をとれば、直径が描ける
2本の直径を描くことで、その交点が円の中心となる

 
2 円周角の定理の逆

p.175 問1$$~~~\angle x=35^\circ$$

■ 同じタイプの例題解説
  » 円周角の定理の逆
p.175 問2[証明] 線分ABが直径であるから、$$~~~\angle{\rm ACB}=\angle{\rm ADB}=90^\circ$$よって、$$~~~\angle{\rm FCE}=\angle{\rm FDE}=90^\circ$$したがって、4点C、D、E、Fについて、点C、Dが直線EFと同じ側にあり、$$~~~\angle{\rm FCE}=\angle{\rm FDE}$$であるから、
4点C、D、E、Fは同一円周上にある [終]

■ 同じタイプの例題解説
  » 円周角の定理の逆

 



2節 円周角の定理の利用

 
1 円周角の定理の利用

p.179 問1
① \(30^\circ~,~60^\circ~,~90^\circ\) の三角定規を、\(30^\circ\) の角をはさむ2つの辺の上にA、Bがくるように置く
② \(45^\circ~,~45^\circ~,~90^\circ\) の三角定規を、\(90^\circ\) の角をはさむ2つの辺の上にC、Dがくるように置く
③ 辺上のA、B、C、Dがずれないように2つの三角定規をスライドさせて、\(30^\circ\) と \(90^\circ\) の頂点が重なる点が船の位置となる

■ 同じタイプの例題解説
  » 円の接線の長さと作図
p.181 問2$$~~~{\rm PD}=5.6~{\rm cm}$$

■ 同じタイプの例題解説
  » 円周角の定理と相似
p.181 問3[証明] \(\triangle {\rm ABP}\) と \(\triangle {\rm ADB}\) において、
等しい弧に対する円周角は等しいから、$$~~~\angle{\rm ABP}=\angle{\rm ADB}~~~\cdots{\large ①}$$また、共通の角より、$$~~~\angle{\rm PAB}=\angle{\rm BAD}~~~\cdots{\large ②}$$①、②より、2組の角がそれぞれ等しいから、$$~~~\triangle {\rm ABP}∽\triangle {\rm ADB}$$[終]

■ 同じタイプの例題解説
  » 円周角の定理と相似
p.181 問4\(\triangle {\rm ABC}\) と \(\triangle {\rm EDC}\) において、
BCが直径であるから、$$~~~\angle{\rm BAC}=\angle{\rm DEC}=90^\circ$$よって、$$~~~\angle{\rm BAC}=\angle{\rm DEC}~~~\cdots{\large ①}$$また、\(\angle{\rm ABC}=60^\circ\) より、$$~~~\angle{\rm ABD}=\angle{\rm DBC}=\angle{\rm ACB}=30^\circ$$次に、\(\overset{\frown}{\rm AE}\) に対する円周角が等しいから、$$~~~\angle{\rm ABE}=\angle{\rm ACE}$$よって、$$~~~\angle{\rm ACB}=\angle{\rm ECD}=30^\circ~~~\cdots{\large ②}$$①、②より、2組の角がそれぞれ等しいから、$$~~~\triangle {\rm ABC}∽\triangle {\rm EDC}$$[終]

■ 同じタイプの例題解説
  » 円周角の定理と相似

 



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